ドイツ・ミュンヘンで9月26日～28日、欧州最大のゴルフ見本市『ゴルフヨーロッパ2010』（メッセ・ミュンヘン・インターナショナル主催）が開催された。

このショーは日本のジャパンゴルフフェアと異なり、ビジターはすべてバイヤーとなるが、今年の出展社数は207社に対し入場者数は約3600人（09年：3963人）と年々減少傾向にある。

＜＜　下に続く　＞＞

入場者減少の理由は、大手ギアメーカーの出展見合わせや欧州各国のゴルフ市場性の格差拡大などが挙げられるが、一部ではスウェーデンで同時期に行われる大規模な共同受注会が影響しているといわれている。

だが一方で欧州ゴルフ市場は、ゴルフコースの増加やドイツ出身マーチン・カイマーのメジャー優勝などでゴルファーが徐々に増加。2016年の五輪正式種目採用なども後押しして、欧州全体ではゴルフ市場の成長に大きな期待が持たれている。