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最高級で話題の米国『PXG』が日本進出

2016/06/16 15:45


PXG

米国のParsons Xtreme Golf合同会社と、同社のゴルフブランド『PXG』の正規輸入元を務めるグランド・ヒルズ株式会社は16日、同ブランドの日本進出に関する発表会を行った。

Parsons Xtreme Golfの創業者であるボブ・パーソンズ氏は、有名なインターネット関連企業の経営者でもあり、年間数千万円分ものゴルフクラブを買うなど大のクラブ好き。しかし、市販のクラブでは満足できる物がなく、コストを度外視してでも100%満足できる性能を持ったクラブを作りたい一心で、2014年9月にアリゾナ州スコッツデールで同社を創設した。米国の大手ゴルフメーカーであるピンゴルフで20年以上設計をしていたデザイナーを引き抜き、クラブ開発費を一切気にせず、最高級の素材、複雑な構造を用いて最良の製品を作ることに専念させた。

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PXGのゴルフクラブは、ドライバーからパターまでフルラインアップで提供されており、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティには脱着可能の調整ウエイトが複数備わっている。ウエイトの組み合わせを利用し、ミスヒットに強くなるよう高い慣性モーメントを維持しながら、弾道の高さ、球のつかまり具合を調整することができる。

評判はPGAツアーの選手の間でも広まっており、5月の「ウェルズファーゴ選手権」で同社契約プロのジェームズ・ハーンが優勝。シニアメジャーの「全米シニアプロ選手権」では、ロッコ・メディエイトが勝利を挙げた。

ドライバーは税抜き12万5000円(税込み13万5000円)~、アイアンは1本税抜き4万8000円(税込み5万1840円)~で、いずれも装着シャフトより価格は変動する。現在は東京都目黒区の「クールクラブスTOKYO」でパイロット販売、国内正規販売店として東京都・町田市にある「大蔵ゴルフスタジオ」で販売しているが、今後はクラブフィッティングの設備と経験を備えている既存小売店を厳選し、1年間で30カ所程度の販売拠点を整備する予定。

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