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VR世界でゴルフ上達へ 「みんなのGOLF VR」をプレ体験

2019/05/21 09:00

「みんなのGOLF VR」先取り体験

「プレイステーション(PS)」の製造などを行うソニー・インタラクティブエンタテインメントは、6月7日(金)にプレイステーションVR用ソフト「みんなのGOLF VR」を発売する。「みんGOL」シリーズとしては初のVR(バーチャル・リアリティ)ゲームを発売に先駆けて体験した。

1997年に初代PS用ソフトとして発売された「みんなのGOLF」。20年以上の歴史を持つ「ゴルフゲームの代名詞」だが、VRを取り入れ「シリーズ初の主観視点」となって大きく生まれ変わったという。VR機器に初めて触れるゴルフ歴10年の記者も、その臨場感とリアルな映像に驚きの連続だった。

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専用コントローラーでスイング

これまでの「みんGOL」との大きな違いは操作方法だ。まずはPS VR ヘッドセットを装着してVRの世界へ。操作は「PS MOVE」という専用コントローラーを使い、モーションセンサーに反応させてプレーする。

ヘッドセットはそれほど重いわけでないので、ちゃんとサイズを調整してかぶれば、ずれが気になることはないだろう。最初は画面のピントが合わずボヤっとしていたが、レンズを調整するとスッキリとした映像になり、ゲームの世界に入り込んだ感覚になる。

コントローラーに関してはほとんど重さを感じないので、実際のクラブとはまったくの別物。そのため、体を使った大きなスイングは必要ない。ただクラブを真っすぐ構える感覚や、インパクト時にピン方向へスイングするところは、実際のゴルフにも応用できそうだ。

ワクワクのゴルフ場VR体験

奥行を感じさせる一面の緑…。VRヘッドセットの中で360度に映し出される映像は、本物のゴルフ場の風景そのままだ。「ゴルフ場まで、0ヤード」のうたい文句にも納得がいく。

最初のメニュー選択画面はゴルフ場の受付ロビー。制服を着た受付嬢が案内してくれると、まるで自分もゲームのキャラクターになったかのようだ。マスター室前ではキャディが待ち受けている。最初に選んだリコというキャラクターが目の前に現れた瞬間は、距離感の近さに少しドキッとしてしまった。

打ちっぱなしの練習場も臨場感にあふれている。ほかの人が打っている「カキーン」という球の音が聞こえ、「誰かほかにいるの?」と見回してしまったほどだ。

プレーするコースはきれいに仕上がっていて、ランダムに天気も変わる。快晴の空だと気分が良くなり、雪が舞い落ちた時は視覚的に涼しささえ感じた。もちろん、室内なので寒いわけではないのだが。

VRゲーム初体験だったこともあるが、そのリアルさには驚くばかりだった。コース上に恐竜が現れたり、海の砂浜がバンカーになっていたりと、遊び感覚のあるシチュエーションも許容範囲内。ゲームの面白さを楽しみつつ、実際のゴルフを体感できた。

「真っすぐ飛ばす」ことの難易度は高め

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