「真っすぐ飛ばす」ことの難易度は高め

ヘッドの向きやスピードをコントローラーで操作しうまくショットしていく（画像提供:Sony Interactive Entertainment Inc.）

実際のプレーでは、本物のゴルフ同様、真っすぐボールを飛ばす難しさを感じる。これまでの「みんGOL」はパワーゲージに合わせてタイミングよくボタンを押せば簡単に飛んでくれた。「みんGOL VR」では、スイング軌道とフェース面の角度によって、どの方向にボールが飛び、どれぐらい曲がるかが決まってくる。これは実際のゴルフでも採用されている「Dプレーン理論」に則って計算処理されているとのことで、ゴルフ経験者なら感覚的にどちらにボールが飛んでいくかが分かるだろう。ゲームをやり込めば、自分のスイングの特徴も見えてくるかもしれない。ただし、コントローラーが軽いため、実際のクラブを振る感覚でスイングをすると空振りになる確率が高い。手首を使ったコンパクトなスイングが必要になるが、この点は実際のゴルフで変なクセがつかないよう注意したい。

• Dプレーン理論とは

無料体験版が21日に配信

無料体験版では「練習場」モードで遊ぶことができる（画像提供:Sony Interactive Entertainment Inc.）

リアルな画面でゴルフの練習をするならシミュレーションゴルフという選択肢もあるが、年齢にかかわらず、未経験者でもゴルフを体感できるという意味では「みんGOL VR」は、より手軽に楽しめる。「ゴルフには興味があるけどコースに出るのはハードルが高い……」という人にもおすすめ。ゴルフの楽しさが伝わり、ラウンドデビューも見えてくるかもしれない。

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「みんなのGOLF VR」のソフト価格は通常版が3900円＋税（税込み4212円）、デジタルデラックス版が5400円＋税（税込み5832円）。また5月21日には、無料体験版として「練習場」で遊べるソフトが配信される予定だ。

プレー画面動画

（動画提供:(C)Sony Interactive Entertainment Inc.）