パナソニックオープン 2日目 スコア
2019年 パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ
期間:09/26〜09/29 場所:東広野ゴルフ倶楽部(兵庫)
「俺のコンビニ」なのに…小鯛竜也が地元コースで優勝争い
◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2日目(27日)◇東広野ゴルフ倶楽部(兵庫)◇7058yd(パー71)
わが町にスポーツイベントが来たらどうなるか。普段から賑わう競技場でのゲームならいざ知らず、都市部から離れた場所で行うゴルフでは環境の変化の大きさに驚かされる。今週、そんな体験に少々戸惑っているのが小鯛竜也だ。
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出身の大阪から兵庫に移り住んだのが6年前。自宅は東広野ゴルフ倶楽部から車でわずか7分の距離にある。場所を詳しくたずねられると「これ以上は“個人情報”になります」と苦笑いするレベル。遠征続きのツアープロにとっても、宿と開催コースがこれほど近いコースも珍しい。
開幕前の練習日からもちろん自宅通勤だが、「(周辺に)なんでみんなおるんやろ…と不思議。いつも行くコンビニに選手や関係者がたくさん。『俺のコンビニや』って思います」と、がらりと変わった近所に違和感があって仕方ない。
地の利を生かして今年は3回以上、オープンウィークなどに練習ラウンドを重ねてきた。「ラフがここまで深いのは想像していなかった」と言うが、2日続けて「68」をマーク。通算6アンダーの11位タイにいる。グリーン内の小さなエリアに立つピンを恐れず、「きょうは攻めていった方が伸びるコンディション。攻めていければ、バーディチャンスになる」と積極性を失わなかった。
「あと2日あるので頑張ります」。午前スタートだった初日は、ホールアウト後に子どもを迎えに保育園に行った。首位に3打差で迎える週末は、家族の応援を頼りにするつもりだ。(兵庫県三木市/桂川洋一)