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アマV金谷拓実はプロ転向に「相談して決めたい」

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 最終目(17日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262 yd(パー70)

単独首位で出たアマチュアの金谷拓実(東北福祉大3年)が1イーグル6バーディ、3ボギーの「65」をマークし、通算13アンダーで逃げ切り優勝した。2011年大会の松山英樹以来となるツアー史上4人目のアマチュア優勝を飾った。

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今回の優勝で2021年度までの日本ツアーのシード権が与えられ、その期間内であればいつでも日本ゴルフツアー機構(JGTO)に申請してツアーメンバーとなることができる。優勝会見ではプロ転向について「まだ学生も1年ある。いろんな人のアドバイスを聞きながら、自分で決めたいと思います」と話すにとどめた。

同大学の阿部靖彦監督は「(優勝して今すぐ)プロに行きたい気持ちがあれば止めない」とした上で「大学もあと1年。彼にはヨーロッパからアメリカに行きたい夢がある。それは尊重してあげたい」。これまで本人と話し合ってきた、将来的な欧州ツアー経由での米ツアー挑戦の展望に言及した。

次週は福岡で「文部科学大臣杯争奪第38回日本学生ゴルフ王座決定戦」(11月19~22日)に出場。その後は世界アマチュアランキング1位の特別承認で「エミレーツオーストラリアオープン」(12月5日~8日)に参戦する。

同週開催の日本ツアー「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にはアマチュアのままでも出場できるが、2020年海外メジャー「全英オープン」の予選会も兼ねる「オーストラリアオープン」を優先する見込み。その結果次第では、全英切符獲得のため2020年1月「SMBCシンガポールオープン」もスケジュールに組み込む予定だ。

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2019年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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