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プロゴルファーも歯が命?星野陸也が単独首位キープ

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(6日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

芸能人は歯が命―。そんなキャッチコピーが印象的なテレビCMが放送されたのは、1995年のことだった。翌96年に生まれた星野陸也は、まさに歯の大切さを実感している。

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昨年12月から歯列矯正を始めた。少しかみ合わせが悪く、虫歯やあごの痛み、就寝時の歯ぎしりに悩んでいたのが理由だ。「将来的に病気とかのリスクを減らせるなら、それもある意味、体への投資になるじゃないですか」と、2年ほどかかるという治療に踏み切った。

ゴルフと同様にインパクトで歯を食いしばるプロ野球界では、マウスピースを愛用する選手も少なくない。奥歯のすり減りを防ぐだけでなく、かみ合わせが正常になることで頭の重量を支えるあごが安定し、体の軸がぶれなくなるとする説もある。

星野は治療目的の矯正だったが、「そんな効果もあるかもしれないですね」と話す。ドライビングディスタンスは昨季の295.51ydから301.01ydにアップ。結果として、持ち味の飛ばしに磨きがかかっている。

6番(パー5)では、1Wで日本人トップとなる319ydを飛ばした。残り210ydから6Iで2オンしてイーグルを奪取するなど「69」で通算6アンダーとし、単独首位をキープした。初の日本タイトルがかかる週末へ「この難しいコースで、1打でも貯金があった方がいい。ホッとしています」と白い歯を見せて笑った。(東京都稲城市/亀山泰宏)

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