首位に並んで迎えた最終ホール。チャン・キムは痛恨のミスショット

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 最終日（25日）◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース（兵庫県）◇7103yd（パー71）

星野陸也と最終ホールまでもつれる優勝争いを展開していたチャン・キムだが、18番のティショットを右に曲げて紛失球。痛恨のダブルボギーで2位に終わった。

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「低い球を打つのはそんなに得意じゃない」というキム。「18番は低い球を打つか、高い球を打つか決める前に打ってしまった。仕切り直せば良かったけど」と悔やんだが、「でも、これがゴルフ。今週のプレーには満足しているし、来週はもう少し良いプレーをして、この先数試合で勝てたらいいね」と、来日後2戦目での優勝争いに笑顔も見せた。

優勝した星野にとっても、キムのプレーは脅威だった。「フォローのときは高い球。アゲンストだと低い球を打っていた。最後は迷っているようだったけど、右側は斜面になって落ちてくるので、まさかOB（紛失球）になるとは思わなかった」と振り返った。（神戸市北区／今岡涼太）