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アマチュアが経験したプロの舞台 山下勝将「これが実力」、石川航「また早く出たい」

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 最終日(25日)◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103yd(パー71)

今大会でローアマチュアを獲得したのは、通算6アンダーで16位となった東北福祉大4年の竹山昂成。昨年プロ転向して、すでにツアー3勝を挙げている金谷拓実の1年後輩が、5度目のレギュラーツアーで初めて予選通過してローアマに輝いた。

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女子ツアーで活躍する山下美夢有の弟、山下勝将(まさゆき/近畿大1年)は、ローアマ争いの末、1打及ばず通算5アンダー23位。「納得行かない部分もあるけど、これが実力なのかなと思う。もっと練習して、次につなげたい」と初のレギュラーツアー出場を振り返った。

山下にとっては4日間競技も初めてで「体力的には問題なかったけど、精神的には耐えて耐えてのゴルフだったので疲れは出ていたのかな」というのが実感。「お先のパーだったら、次のホールに気持ちを切り替えていけるけど、2mとか微妙な距離が残るとそのパットに集中しないといけない。それが4日間続いたので…」とプロの厳しいセッティングを味わった。

また、9度目のレギュラーツアー挑戦で初めて決勝ラウンドに進出した石川航(日体大4年)は「これまでは2日間でスコアを作るような考え方になっていて、少し余裕がないような攻め方だったところも、4日間あると考えたら、コースを広く使えたりする。次回は練習ラウンドからそういうふうにできると思うので、次につながる4日間になった」とうなずいた。

石川は明日、名古屋GC和合Cで「石川遼インビテーショナル ジャパン ジュニア&カレッジ マスターズ」に出場する。大学生までのジュニアゴルファー30人が出場する18ホールの大会で、優勝すれば「中日クラウンズ」に出場できる。「先週、今週と(プロの試合で)やって、また早くプロの試合に出たいと思ったので、簡単じゃないけれど、できれば明日、優勝を目指して頑張りたい」と休むことなく挑み続ける。(神戸市北区/今岡涼太)

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