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7月「日本プロ」賞金5000万円減額 「全米オープン」から帰国参戦の可否は

日本プロゴルフ協会(PGA)の倉本昌弘会長は14日、定例理事会後の会見で7月の国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」(栃木・日光CC)について賞金を5000万円減額して総額1億円(優勝2000万円)で開催すると発表した。

大会はイベント開催の上限となっている1日5000人までのギャラリー入場を認める方向。「券売の権利は日光(コース)に渡しているが、(緊急事態宣言中で)券売もままならない。(昨年の延期によって)2年間収入がない中、賞金に手をつけざるを得ない苦しい台所事情だということ」と説明した。

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また前回2019年大会を制した石川遼をはじめ、星野陸也浅地洋佑といった17日開幕の「全米オープン」を戦う国内ツアー組の参戦についても言及した。7月1日の「日本プロ」開幕が米国から帰国後2週間の自主隔離期間に重なるため、出場は難しい状況。「JGA、JGTOを含めた3者でスポーツ庁、外務省を含め、関係団体に(例外規定の)アスリートトラックを使えないかといった話をしてきたが、難しいとのことだった。非常に残念ではあるが、世界に羽ばたく選手を喜んで送り出す」と話した。

「全米オープン」を終えると、正式に東京五輪の男子日本代表が決定。倉本会長は「確定はしていないが、スポーツ庁、JOCと話している段階」と補足し、代表入りした選手についてのみアスリートトラックの適用を受けて「日本プロ」に出場できる可能性も残されているとした。

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