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ドライバーは長いがパターは短い 石川遼は2日目も“今季最高順位”

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 2日目(2日)◇日光カンツリー倶楽部(栃木県)◇7236yd(パー71)

シャフトが48インチ近い長尺の1Wを振り回す一方で、石川遼はこれまでより2インチ短い33インチのパターを握ってコースを攻略している。「最近、長くて重く感じていた」という35インチから今週に入ってスイッチ。「アドレスで手元の位置がしっくり来た」モデルで2日間の平均パットは「26.5」とグリーン上で安定した。

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長年“エース”としてバッグに入れてきたL字マレットではなく、ピン型にしたのは「少しオートマチックに打てる形状を試してみたかった」から。スタート前の練習ではカップではなく、グリーン上に立てた1㎝未満の白い棒をターゲットにしてショートパットの練習を繰り返し、精度を高めている。

5バーディ、2ボギーの「68」で回った2日目は「ドライバーショットはきのうのほうが良かった。なかなか良いゴルフをさせてもらえなかった」。一時、単独首位に立ちながら後半インでスコアを伸ばせず不満も残った。前半5番からの3連続バーディはすべてパー4。アイアンショットの復調で上位戦線に踏みとどまったといえる。

首位には1打差の通算7アンダー。「良い2日間だったと思う」という36ホール終了時点での3位は2020-21年シーズンの最高順位になった。「天気次第だけど、あと2日を“4アンダーずつ”というのはひとつの(目標)ラインになるかなと思う。ただ、(1日)6アンダーというスコアは不可能ではないのでチャレンジしたい」。ムービングデーは最終組の1つ前の組でティオフする。(栃木県日光市/桂川洋一)

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