セオリー超越の好奇心 中島啓太はオーバーパーでもチャレンジ完遂に納得
2021年 バンテリン東海クラシック
期間:09/30〜10/03 場所:三好CC西コース(愛知)
中島啓太が腰痛で棄権「もも裏と腰にしびれ」
◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 2日目(1日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)
前週「パナソニックオープン」でアマチュア優勝を達成した中島啓太(日体大3年)が2日目のスタート前に腰痛で棄権した。
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「もも裏と腰にしびれがある。朝起きてビックリしました」と症状を説明。湯船に浸かって体を温めるなどケアを施したものの、右側の腰の痛みが改善しなかったという。日体大、日本ゴルフ協会(JGA)のスタッフとも相談。過去にも腰痛に悩まされており「腰が原因で(試合に)出られなくてつらい思いは何回も経験している。それが長引かないように」と決断した。
「パナソニックオープン」の前には大学のリーグ戦に出場し、5日で9ラウンドをプレー。11月「アジアアマ」を見据えてパー3以外の全ホールで1Wを握るトライも、そのリーグ戦から始めていた。前週はトーナメント期間中もジムに通い、さらにプロの試合で白熱の優勝争いを演じた。「これだけドライバーを振ってトレーニングを続けると、まだまだ自分の体が弱いんだと思った。勝負どころでは100%以上でスイングしたりとかもあったので、知らない間にオーバーワークになっていた可能性はあります」
「73」で73位スタートとなった初日も少し痛みを抱えてのプレーだった。「棄権になってしまい、申し訳ない思いです。たくさんの方に応援いただきましたし、推薦もいただいて、すごくいいペアリングで回らせていただいたので、本当に悔しいというか、応援してくださった方に申し訳ない」と繰り返した。
まずは休養とケアに充て、14日に始まる「日本オープン」(滋賀・琵琶湖CC)での復帰を目指す。(愛知県みよし市/亀山泰宏)