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“逆転サヨナラ”でドラコン連覇 チャン・キム333yd

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 3日目(2日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)

第3ラウンド終了後の1番ホールで前回2019年大会に続いてドライビングコンテストが行われた。333ydを記録したチャン・キムが連覇を達成し、優勝賞金50万円を獲得した。

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2年前とは違ってアゲンストの風が吹く悪条件。飛ばし屋たちがそろう中、最後の9番目に登場した。2番目に打った亀代順哉が331ydの好記録をマーク。「(3日間プレーして)体も疲れて強張っているし、最後の一人として331ydを超えなければいけないプレッシャーはあった」。大本命ならではの難しさも感じていた。

それぞれ2球打ち、ラフを含めてロープ内に収まったボールが計測対象となるルール。1球目は328ydとわずかに及ばなかったが、ラストチャレンジで333ydと“逆転サヨナラ”で亀代を上回った。

「331ydという目標があったので、それを超えるためにはどう打ったらいいかというマインドで打つことによってスイングスピードも速くなる」と貫録を示した。トーナメントでも3日目を終えて通算12アンダー単独首位に立っており、「試合でも勝って、今週2勝といきたいね」と照準を定めた。

今季平均飛距離1位(312.9yd)の幡地隆寛は324ydで3位となり、「2球とも(当たったのが)ヒールでした」。前回2位の石川遼は318ydで5位に終わった。

大会を主催する興和株式会社と所属契約を結ぶ星野陸也はドラコン仕様のシャフト47インチという長尺1Wを用意して臨んだが、結果はまさかの300yd止まりで最下位。「このドラコンのために長くして調整してきたんですけど…ミスった~」と悔しがった。

<ドライビングコンテスト成績と上位3人のギア>
順位/記録/選手名/クラブ/シャフト/ボール
1位/333yd/チャン・キム/ピン G425 MAX ドライバー(9度)/グラファイトデザイン ツアーAD DI(重さ70g台、45.25インチ、硬さX)/タイトリスト プロ V1x ボール
2位/331yd/亀代順哉/ピン G425 MAX ドライバー(10.5度)/グラファイトデザイン ツアーAD UB(重さ70g台、45.25インチ、硬さTX)/ダンロップ Zスター XV ボール
3位/324yd/幡地隆寛/タイトリスト TSi4 ドライバー(10.5度)/藤倉コンポジット VENTUS BK(重さ70g台、45.25インチ、硬さX)/タイトリスト プロ V1x ボール
4位/319yd/久常涼
5位/318yd/石川遼
6位/315yd/小鯛竜也
7位/312yd/塚田陽亮
8位/305yd/S.ビンセント
9位/300yd/星野陸也

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