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選手会は石川遼の副会長辞任を受理 理事職は慰留も

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 事前(10日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)

ジャパンゴルフツアー選手会の時松隆光選手会長と池田勇太事務局長は10日のプロアマ戦後、石川遼副会長の辞任を受理した上で理事として慰留したことを明らかにした。

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9日発売の写真週刊誌「FLASH」が帰国後の自主隔離期間中に一般客も利用する練習場やコースで調整していたと報じたことを受け、同日午前中に幹部会を招集。副会長の小鯛竜也、理事の市原弘大を含めた4人が出席した。

その後石川から副会長と理事の辞任届を受け取り、臨時理事会を開催。池田によれば、それまでに幹事を含む理事19人全員には石川本人が個別に陳謝し、経緯についても話したという。

時松は「副会長の辞任については受理しました。その上で選手会理事の総意として12月まであと1カ月、理事を続けてもらえないかと伝えました。2年間、選手会理事のメンバー一丸となって、精いっぱいやってきたチームですので…」と説明。今後は石川の返事を待ち、最終的に臨時理事会で決定する。

同じく辞任の意向を示している日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長職、ツアートーナメントへの出場といった処遇については、JGTOの懲戒・制裁委員会を経てツアーメンバーとしての処分が下ることになる。池田は「事務局長として、今回こういった不祥事を一選手、選手会の副会長が行ってしまったことを申し訳なく思っています」と頭を下げた。

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