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アンダーパー9人のガマン大会 杉原大河は8位で“アマ卒業”

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(14日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)

杉原大河(東北福祉大4年)は通算2アンダー8位タイでアマチュアとして最後の試合を終えた。4日間をトータルアンダーパーでまとめたのは9人だけ。改めて実力を証明し「結果として、この難しいコースでトータルアンダーで回れたっていうのは、自信になりました。自分を褒めてあげたい」と充実感がにじんだ。

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3打差4位とアマ優勝も十分に狙える位置からのスタートだっただけに、少し悔しさも残る。「ティショットで曲がってしまって、セカンドもいい位置から打てず、グリーンをこぼしてしまって、アプローチが寄らず、パターを外してしまうという難しいラウンド」。3番(パー5)でバーディを先行させながら、続く打ち下ろしの4番(パー3)でボギー。6番、9番もボギーを重ねた。

「まだまだ自分の実力不足を思い知らされた」と振り返った18ホール。「悔いは少し残りました。ただ、やり切ったなという感じもあります」。レギュラーツアー出場は2021年4試合目。5位に入った昨年10月の「日本オープン」以来となるアマ最上位フィニッシュでもあった。

11月30日からは来季の出場優先順位を決めるサードQT(予選会)が控える。サードを突破できれば12月には宮崎でファイナル。「大変な時期が続くと思いますが、しっかりと調整して、来年プロとしてこの舞台に立てるように頑張りたいです」と道を切り開くつもりだ。(静岡県御殿場市/亀山泰宏)

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2021年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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