国内男子ツアー 選手会主催大会が今年も開催決定
青木功会長体制が4期目へ 副会長にABCマート創業者ら
国内男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は25日(金)、都内で定時社員総会を開き、青木功会長が再任された。任期は2年間で、2016年の就任から4期目。1999年のJGTO発足以降、初代の島田幸作元会長(2008年3月まで)に次ぐ長期政権となる。
2020年の再選時には、目標として「継続性のあるトーナメントの数を増やし、男子ツアーを活性化させる」ことを掲げた。「まいてきた種が、少しずつ芽が出てくれたらいいなと期待しながらこの2年やってきた。私の跡を継ぐ人ができたときに『これが青木がやったことだ』というものを残していきたい」と語った。
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そのほか総勢19人の理事が発表された。副会長には、留任の新井直之氏に加えて選手会会長の谷原秀人、株式会社エービーシー・マート創業者の三木正浩氏が新任。さらに男女トーナメントの冠スポンサーを務めてきた、株式会社マイナビ取締役の中川信行氏、アース製薬株式会社取締役会長の大塚達也氏も新任理事に加わった。
企業からの新任理事については、選手側の強い要望があっての人選。JGTO側は「テレビ関係やスポンサーサイドとのつながりも強く、大会とも精通している方々。そういった方々の意見を取り入れて、実現していきたい」とし、ツアーの人気向上を目指す。
国内男子ツアーは、今月31日からの「東建ホームメイトカップ」で本格的に開幕する。青木会長は「選手自身がスポンサーを惹きつける存在になってほしい」と期待した。
<2022年度JGTO新体制>※敬称略
会長 青木功
副会長 新井直之、谷原秀人、三木正浩
専務理事 上田昌孝(事務局長兼務)
理事 大多亮、川合敏久、五十嵐朋広、杉田亮毅、野村修也、佐藤信人、田島創志、宇治重喜、村田一治、大塚達也、中川信行、中西直人、堀川未来夢、安中新祐