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午前トリの15番で午後イーグル 今野大喜は“おじ”に続くクラウンズ制覇なるか

◇国内男子◇中日クラウンズ 3日目(30日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

前日サスペンデッドとなったのは1番グリーン上。一日でほぼ36ホールをプレーした今野大喜が通算9アンダーで首位と2打差の3位に浮上し、ツアー初優勝へ好位置につけた。

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第2ラウンド15番(パー5)でトラブルに見舞われた。3Wでのティショットが木に当たって左に跳ねてOB。奥のバンカーからとなった6打目を“ホームラン”するなど「ガッツトリでしたよ」と苦笑する。初日2位から「73」で18位に後退したが、落胆はなかった。「それ以外の17ホールは結構いいゴルフというか、この流れで入れれば、いいスコアが出るんじゃないかという期待もあった」

手応えを裏付けるように快調に伸ばして迎えたこの日2度目の15番。1Wを握ったティショットは、まず左にだけは飛ばさないことを意識。エッジまで280ydほどのセカンドも「状況と風を考えてムチャだなと思ってレイアップした。むしろ、トリを打っていたから冷静な判断ができたかもしれない」。残り95ydから55度で放り込むチップインイーグルにつなげた。

おじのツアー7勝・今野康晴が初優勝を飾ったのも1999年の「中日クラウンズ」だった。まだ幼かった大喜少年も会場にいたというが記憶には残っていないという。「僕はシードも獲れていないですし、優勝したこともないし、一緒に回る人よりは経験値もない。“悪くてもしょうがない”じゃないけど、そういう立場。きょうみたいに応援に来てくれるたくさんの人の前で優勝争いができれば、恩返しにもなる」。無欲のプレーでおじに続けるか。(愛知県東郷町/亀山泰宏)

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2022年 中日クラウンズ



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