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13ホールで1W握る 石川遼「ここ数年でドライバーは一番良かった」

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(2日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7387yd(パー71)

石川遼がティショットで1Wを握らなかったのは、セカンド地点からグリーンにかけて左サイドに池が広がる4番だけ。パー3を除いた14ホール中13ホールでドライバーショットを披露し、力強く振り切った。

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出だし1番でバンカーのある左にショットを曲げたが、セカンドが狙いにくくなる右サイドを警戒した結果として「ミスとはとらえていない」。

2番でバーディを先行したが、流れをつかめず、耐えしのぎながら迎えた5番で再びティショットを左に曲げて池に着水。「あのミスはしちゃいけなかった」と悔しがった。それでも1Wを握り続け、「ここ数年で一番ドライバーの内容は良かったかな」と振り返った。

「技術的に言ったらそんなに変わらないかもだけど、“打てる”というのはメンタルやマインド的にもだいぶ変わってきているかな」

「何年も前から、飛距離も出てコントロールできる技術がないと世界では戦えないと思っていた。『こういう風になりたい』というスイングと弾道に近づいている」と地道にコツコツと取り組んできたことが少し前進したと思える内容だった。

3バーディ、3ボギーの「71」で回り、イーブンパーの29位で発進。課題が解消されたわけではなく、残りのラウンドのプレーに満足できるかが指標となる。「チャレンジだなと思います。もう少し1つ上のレベルになれば、フェードを打って左(のミス)を完璧に消していくというのも、後々はやっていきたい」。次なるステップへのフェーズも思い描いている。(茨城県笠間市/石井操)

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2022年 BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ



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