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目指すのは「優しさのあるファンサービス」 大学生プロ平田憲聖の記憶に残る石川遼

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(2日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7387yd(パー71)

大阪学院大4年の平田憲聖(ひらた・けんせい)がボギーなしの5バーディ「66」でプレーし、首位と1打差の2位でスタートした。

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2021年「日本学生選手権」を制覇し、ツアーの出場資格を決める予選会(QT)にサードから挑戦。ファイナルに駒を進めたことでプロ宣言をし、最終予選会も2位で終えて今季の出場資格を手にした。

初日のプレーを振り返り「まさかこの順位になるとは。びっくりです」と自らに驚く様子を見せた。後半の14番では4mのパーパットを沈めるなど、崩れないゴルフを強みにする。

現在も在学中だが、「単位は3年生の時点で終えられるように取った」とツアー転戦に支障はない。

目指すのは「優しさのあるファンサービスができるように」。成績ではなく姿勢を目標に掲げるのは、ジュニア時代の記憶があるから。

「10歳か11歳の頃に、全国の小学生が抽選で石川遼さんとプレーできるというのに当たり、一緒にプレーした。何をしゃべったかは忘れたけど、すごく優しかったのを覚えている」

今年の「関西オープン」では、母校の先輩の木下稜介と回って「プロ2戦目だったけど気さくに話しかけてもらい、プレーしやすかった」という。

2日目について「天候が心配ですけど、さらにスコアを伸ばせるようにプレーしたいです」。直近10年で9人のツアー初優勝者が誕生した大会で、新たな有望株が名乗りを上げた。(茨城県笠間市/石井操)

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2022年 BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ



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