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「打った瞬間、ピンをスジった」 石坂友宏が人生初のアルバトロス

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 3日目(25日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)

13位から出た石坂友宏が、前半6番(パー5/537yd)で人生初のアルバトロスを達成。1アルバトロス4バーディ、2ボギー「67」で回り、通算12アンダーで首位と5打差の8位につけた。レギュラーツアーでのアルバトロス達成は38人目で、昨年11月の「ダンロップフェニックス」のジェイ・チョイ以来、44例目となった。

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ピンまで残り254ydの2打目でグリーンを捉えたボールは、ピン手前15ydに着弾してそのままカップに吸い込まれた。打つ直前まで3Wと5Wでクラブ選択を悩んでいたというが、「届かいないと嫌だったので」と果敢に「テーラーメイド ステルス プラス」の3Wを振り抜いた。

自身ではカップインの瞬間を見られなかったが、「打った瞬間、ピンをスジっていたので入るかもしれないと思った。ギャラリーさんがいてくださったので(入ったのが)分かった」。晴れ渡った青空の下で沸き起こった大きな歓声で確信した。

前半でスコアを6つ伸ばして「30」で折り返した。後半は一転、10、11番で連続ボギーをたたいて勢いを失い、「37」とスコアを1つ落とした。「調子が悪かったわけではないけど池に入っちゃったりとか。(バーディを)獲ろうと欲が出てしまった」と悔しさをにじませた。

2週前の「ASO飯塚チャレンジド」(10位)で今季初のトップ10入りを果たした。「去年のゴルフができている。ショットのキレも良くなってきているし、飛距離も伸びてきている」。今年から飛距離アップとスイングの安定性向上を目的に、軽いものと重いものを交互に振るトレーニングを毎日欠かさず行っており、徐々にその成果が表れつつある。

「僕的にはまだまだ行けると思っている。コースと向き合ってチャンスを2つ、3つとつくれるように。あしたも伸ばし合いだと思うので、攻めの気持ちを忘れずに」と闘志をみなぎらせた。(栃木県那須塩原市/内山孝志朗)

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