丸山茂樹 スイング分析スーパースロー
2009年 The Championship by LEXUS
期間:11/05〜11/08 場所:大利根カントリークラブ(茨城)
丸山茂樹「親父がいい仕事してくれた」
国内男子ツアー「The Championship by LEXUS(レクサス選手権)」の3日目を最終組でスタートした丸山茂樹。ティグラウンドでスタート待ちをしている際には、ドライバーのヘッドでボールを叩き、ワンバウンドでキャッチする曲芸を周囲のギャラリーに披露。上手くいったのは最初の1回で、ギャラリーからのリクエストで何度かトライしたが上手く行かず笑いをとった。
前半は2番でボギーが先行すると、3番では2mのバーディパットを外し苦い顔が続いた。7番のティグラウンドで会心のティショットにギャラリーからの大声援を受けると思わず笑顔が飛び出した。周囲のギャラリーからは「お、笑った!」と、丸山の笑顔を楽しみに帯同するギャラリーは少なくない。
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今大会の丸山は初日から好成績も手伝って上機嫌だが、この日のラウンド後も丸山節が絶好調だった。「パター以外は大満足。こんなにショットが真っ直ぐに行ったのは久しぶり。どうせ気持ちよく振れないんだったら、スティンガーを多めに打てばって、朝スタート前に親父に助言を受けたんですよ」。
丸山はドライバーやフェアウェイウッドでのティショットに不安を感じていたが、この日は父親のアドバイスを素直に聞き入れて実践。「フィニッシュの位置を決めて、そこに向けてクラブを振るだけにしたのが良かった。親父が珍しくいい仕事したね」と笑いながら話す。
大会初日には「今週は遼くんがいないから僕が頑張らないと」と話していたが、いよいよ最終日を首位タイで迎えることで、周囲からの期待はさらに高まる。「勝って当たり前みたいな見方されるのはちょっとつらいけど、なんとか皆さんの期待に応えられるようなプレーをしますよ。今日の締めはこんな感じでよいですかね(笑)」と、締めくくった。