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ラウンド後は5分以内に反省会 大岩龍一が「64」で2位発進

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日(27日)◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城)◇7039yd(パー70)

ツアー初勝利を狙う24歳の大岩龍一が6バーディ、ノーボギーで今季ベストの「64」をマークし、6アンダー2位の好位置で滑り出した。

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前半4番(パー3)と6番で2mを入れてパーでしのぐと、9番で6mを沈めて最初のバーディを奪った。折り返し後の10番でも6mのバーディパットを決めると、13番は1m、14番で2m、15番では7mのパットをねじ込み、3連続とした。上がりの18番は6mを沈めてバーディで締めた。「調子は悪くなかったけど取りこぼしも多かった。ここ最近はそれなりに好調を維持できているからこそ、ちょっとのミスが気になる」と淡々と振り返った。

今大会と同じコースで行われた4月の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」は予選落ちに終わったが、「あの時はオフの間に取り組んでいたことがうまくいかなくていいプレーができなかったけど、コースの攻め方、グリーンのラインや芝のクセはISPSのときに勉強できたので生かせている」。2位に入った9月の「For The Players By The Players」での経験も生かして“リベンジ”し、好発進につなげた。

今週は、今年で10年来の付き合いという谷将貴コーチが帯同している。普段はホールアウト後、5分以内にコーチに電話をかけて反省会を行うのがジュニア時代からのルーティンだという。「シーズンを通しての課題があって、それに対してのその日の(プレー)内容に点数をつけている。まずは話して、2人で一緒に考える」。反省会ではプレーのことだけではなく、私生活に関する悩みを相談することもあり、「いろんな意味で教わっています」と全幅の信頼を寄せている。

首位の星野陸也とは1打差。「今シーズンは初優勝を目指して始まって、思うようなシーズンを過ごせていなかったけど、今の調子なら狙えると思う。今週は1日6個のバーディが目標なので、あしたもそれを目指して頑張りたい」と意気込みを新たにした。(茨城県小美玉市/内山孝志朗)

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