国内男子 平均飛距離ランキング(2022年度)
2022年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
期間:12/01〜12/04 場所:東京よみうりCC(東京)
若さとパワーが歴代1位? 男子ツアーの主要スタッツが次々新記録
◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日(1日)◇東京よみうりCC(東京)◇7023yd(パー70)
「若いの飛ぶなあ、いいなあ」と、同組の蝉川泰果のプレーを見て素直にうらやましく思う。大会連覇に向けて4位の好スタートを切った谷原秀人は、アマチュアで今季2勝を挙げた東北福祉大の後輩を「若いからよく振れる。まっすぐ飛ぶし、素晴らしい」と評価した。
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今年のシーズン最終戦に集まった30人のうち、44歳の谷原が日本勢では最年長になる。今大会前まで優勝者の平均年齢は27.6歳。データが残る1985年以降では、2010年の29.64歳を更新する年少記録だ。
若さだけでなく、選手のパフォーマンスも記録を更新しつつある。「カシオワールドオープン」終了時点で、ドライビングディスタンス1位の河本力が318.36ydをマーク。19年チャン・キム(米国)の315.83ydを抜く新記録を打ち立てそうだ。
パーオン率では桂川有人が76.157%、平均パットはチャン・キムの1.7002回、バーディ率は4.767をマークした星野陸也が歴代1位。6シーズン連続でフェアウェイキープ率1位にいる稲森佑貴は、昨季自身が記録した77.63%を抜く78.094%で7季連続の1位を確実にしている。
前週に賞金王の座を射止めた比嘉一貴には、伊澤利光越えの年間獲得賞金最高額の記録更新がかかっている。現在歴代トップは2001年に2億1793万4583円を稼いだ伊澤。今週、比嘉が優勝賞金4000万円を獲得すれば、2億2004万1233円で新記録になる。
<各スタッツなど>
◇ドライビングディスタンス
22年/河本力 318.36yd
20-21年/幡地隆寛 313.04yd
19年/チャン・キム 315.83yd
◇パーオン率
22年/桂川有人 76.157%
20-21年/阿部裕樹 72.81%
19年/ガン・チャルングン 73.63%
◇平均パット数
22年/チャン・キム 1.7002
20-21年/片岡尚之 1.7349
19年/ショーン・ノリス 1.7324
◇バーディ率
22年/星野陸也 4.767
20-21年/チャン・キム 4.370
19年/石川遼 4.550
◇フェアウェイキープ率
22年/稲森佑貴 78.094%
20-21年/稲森佑貴 77.63%
19年/稲森佑貴 69.39%
◇ツアーメンバー平均年齢(永久シードを含まない)
22年/31.52歳
20-21年/32.29歳
19年/31.85歳
※22年のスタッツは「カシオワールドオープン」まで