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【GDO EYE】尻すぼみのゴルフ脱却なるか!?久保谷健一、今季4度目の首位発進

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」は、久保谷健一が6アンダーをマークして、初日単独首位に立った。この日も久保谷はショットの精度も高かったが、長いパッティングが決まり8バーディ、2ボギーという内容だった。

2つ叩いたボギーは12番と15番。どちらも久保谷が警戒していたホールだ。「あの2ホールはフェアウェイにいながら、パーに出来なかったところが自分の中の不安を感じるところ」。記者会見では、いつも自分のゴルフを客観的に見つめ分析を始める久保谷。この日も記者が質問する前から、要点をいくつも挙げた。

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その中で久保谷は自身の今季の成績について語り始めた。「大体いつもは初日に躓いて、なんとか予選を通って…という流れ。でも今年は2日目を楽にできるスコアで初日を上がれている。カットラインが気にならないというのは、僕には助かりますね」。

さらに、今季の初日好スタートについても「僕はなぜか尻すぼみのゴルフですからね…。初日、2日目があまり良いと、上が見えないというか帳尻が合ってしまうんです」。と、自分の成績を過小評価する。

今季の久保谷は初日を首位で終えたのがこれで4試合目。「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」と先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は、初日首位から2日目に6位に後退。しかし、この2試合も最終的には3位、そして先週は2位と優勝まであと一歩のところに来ている。それ以外にも、2日目以降スコアを伸ばし、ベスト5フィニッシュが3試合もある。

久保谷は口癖のように「なぜか、パットが入る」「なぜか、バーディが取れている」と話すが、「あれは久保谷さんの作戦ですから…。相手を油断させる作戦ですね」と言う選手もいる。もしも、今週久保谷が優勝を決めたら「なぜか勝っちゃいましたね」というセリフが飛び出すかもしれない。(編集部:本橋英治)

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