50歳になった片山晋呉。シニアツアーに積極参戦する見込みだ

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日（30日）◇東建多度カントリークラブ・名古屋（三重）◇7062yd（パー71）

オフ期間中の1月31日に50歳の誕生日を迎え、片山晋呉の頭に真っ先に浮かんだのは「シニアに出られるな」。日本と海外のシニアツアーに出場できる年齢条件をクリアしたことで、今後活躍のフィールドは広がることになる。シニアツアー参戦については「できるだけ行きますよ」と積極的な姿勢を示した。

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現在は米国シニアツアー（チャンピオンズツアー）のメジャー挑戦を模索しているが、「すごく人気があるみたいで、たぶん今年は出られない」と推薦でフィールドに入る可能性は低そう。昨年、一足先にシニア入りした藤田寛之のように国内シニアツアー賞金ランキング上位の資格でメジャー出場権をつかむプランに切り替えている。

その国内シニアデビューは、現時点でウェイティングにいる3週後の欧州共催レギュラーツアー「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント！」の出場リストから漏れれば、同週開催の「ノジマチャンピオンカップ」（4月20日～）となる見込みだ。

一方で、50代でのレギュラーツアー優勝についても「それは常に思っています」と強い意欲を口にする。新シーズンの開幕初日は4バーディ、ボギーなしの「67」で回り、首位に3打差の4アンダー10位と好発進。間近に迫るシニアデビューを前に、気力の充実ぶりが伝わる新シーズンの滑り出しとなった。（三重県桑名市／塚田達也）