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バーディマシン鈴木VSオールラウンダー中島 22歳ふたりが同組で首位争い

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(26日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆1175人)

22歳の若手ふたりが、同組の予選ラウンドで火花を散らした。2日目を終えて、通算11アンダー2位に並んだ中島啓太鈴木晃祐は同学年。ともに関東出身で、ジュニア時代から優勝を競い合ってきた仲だ。この日は中島が「66」、鈴木が「65」をマークするバーディ合戦で大会を盛り上げた。

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ともに前半11番(パー5)でバーディを先行させると、その後6ホールでパーを並べた中島に対して鈴木がチャージ。中島が「晃祐はバーディマシンみたいだった」と例える内容で16番までに5バーディを奪い、初日に1打リードを許した中島に前半で追いついた。

後半はともにボギーなしの4バーディで回り、通算11アンダーで同着フィニッシュ。バーディ数では中島の「6」(2日目4位)に対し、鈴木が「9」(同1位)とリードしたが、「良いところも悪いところもあったので、ちょっと複雑な気持ち」と鈴木。「ロングホールで獲らないとこのコースは攻略できない」と、4つあるパー5で伸ばせなかったことを悔やんだ。

対照的にパー5ですべてバーディを奪った中島は、鈴木にとって「小さいころから憧れ」と先を行く存在。「オールラウンダーで本当にスキがないプレーヤー。追いついていこうという気持ちです」と気合を入れた。

中島も「パー4であれだけ(バーディが)獲れるのは、パッティングが良さそうに見えた」と鈴木のプレーを評価しつつ、「きょうはパー5で4つ獲れて、パー3でも獲れたのでいいゴルフができた」と胸を張る言葉に、少しのライバル心をにじませた。

プレーの場を最終組に移し、3日目も首位の安森一貴を加えた同組でプレーする。3打差を追って迎える決勝ラウンド。「自分のゴルフに集中して」と言葉をそろえ、決戦に備える。(岡山県笠岡市/谷口愛純)

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2023年 ~全英への道~ミズノオープン



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