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東北福祉大から次のアマV候補? 岡田晃平が重視する一歩一歩「現実は甘くない」

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 初日(1日)◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd(パー71)◇曇り(観衆2215人)

ツアープロ日本一決定戦に2年前から新設されたトップアマの出場資格。今回は4月10日時点の世界アマチュアランキング50位以内の日本人上位3人の枠で、杉浦悠太(日大、現23位)と岡田晃平(東北福祉大、同36位)が参戦している。

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1月のPGAツアー「ソニーオープンinハワイ」にもスポット参戦している岡田は、首位と4打差の3アンダー8位。「危ないシチュエーションがあまりなく、丁寧なゴルフができた結果だと思います」とうなずく好発進となった。

「ボギーが多くて困るタイプ」という自己分析。タフなメジャーセッティングに対し、「きょうは3つ打ってもいい」とハードルを下げたプランニングが心の余裕につながった。左の林に曲げた後半14番は、いつもなら、それでもグリーンを狙っていきたくなるシチュエーション。「右手前のバンカーやラフに出して、3打目を乗せてパーを獲れたら十分」と割り切ったことで、左ラフから60ydほどの3打目を残すことになっても慌てない。ボギーでメンタルが乱れる様子もなかった。

東北福祉大の看板選手ともなれば、先輩が成し遂げてきたアマチュア優勝への期待は高い。「勝ちたいです」と言った後で「勝ちたいですけど、現実はそんなに甘くない」と冷静に続けた。この日に同組で回った蝉川泰果は、アマチュア時代に2勝を挙げ、すでに日本ツアーを引っ張る存在に。「蝉川さんは、気持ちが人一倍どころじゃないくらい強い。勝負どころで絶対にバーディを獲ってくる。そのハートの強さ、それができる技術を学びたい」。大学時代を一緒に過ごして壁の高さを知っているから、究極の目標を軽々しく口にしない。

中学、高校と明徳義塾で学んだことも大きいと強調する。「監督、コーチの方から一歩ずつステップアップしていくことを怠ってはいけない、と。ひとつずつ進んでいくことを大切にしています。QTもプロに向けた大事なステップ。今年しっかりQTを通って、上がっていきたい」。地に足をつけたルートを描きつつ、チャンスが来ればもちろん逃すつもりはない。(茨城県笠間市/亀山泰宏)

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2023年 BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ



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