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GDO編集部が選ぶ2023年の10大ニュース<国内男子編>

5位:池田勇太の連続賞金シードが14シーズンでストップ

11月「カシオワールドオープン」をシード圏内の賞金ランク63位で迎えた池田勇太が、最終日に「77」と崩れて圏外のランク69位に後退。ツアー通算21勝を誇る池田の連続賞金シードが14シーズンでストップした。

12月にはファイナルQT(最終予選会)に出場して初日10位でスタートしたが、第2ラウンドスタート前に右手痛のため棄権した。

4位:金谷拓実が“完全優勝”で国内メジャー初V

国内メジャーのシーズン初戦「日本ゴルフツアー選手権」。金谷が首位で出た最終日を「71」でプレーして中島、岩田寛稲森佑貴らを振り切り、国内メジャー初優勝を初日から首位を守る“完全V”で飾った。

最終日最終組で回った前週「ミズノオープン」では会場に駆けつけた闘病中の母・美也子さんに勝利を見せられなかったが、「母の姿を見て、また頑張ろうと思った」。魂のこもったプレーで初のメジャータイトルをもぎとった。

3位:蝉川泰果が大会最年少Vで日本タイトル2勝目

シーズン優勝者や、賞金ランキング上位者ら30人のみが出場できる12月の最終戦「ゴルフ日本シリーズ JTカップ」では、蝉川が首位で出た最終日に「68」をマーク。後続を1打差で振り切り、アマチュアで制した2022年の「日本オープン」に続く2つ目の日本タイトルを手にした。22歳326日での大会制覇は、羽川豊(23歳363日)を抜いて史上最年少となった。

2位:杉浦悠太がツアー史上7人目のアマ優勝

松山英樹ブルックス・ケプカウィンダム・クラークらが出場した11月「ダンロップフェニックス」で、後続に4打差をつけて最終日をスタートした杉浦悠太が「71」で回り、中島、蝉川らを抑えてレギュラーツアー史上7人目のアマチュア優勝を達成した。開催50回の歴史を誇る同大会でアマチュア選手が勝つのは史上初の快挙だった。

1位:中島啓太がツアー史上3番目の若さで賞金王戴冠

シーズン最多の3勝を挙げた中島が、18歳の石川(09年)、21歳の松山(13年)に次ぐツアー史上3番目(23歳)の若さで賞金王に輝いた。

12月には来季PGAツアー出場権をかけた最終予選会に挑戦したが、5位タイまでの通過ラインに届かず。来季は欧州ツアーを主戦場にする意向を示し、同ツアーの年間ポイントレース(レース・トゥ・ドバイ)上位10人に与えられるPGAツアー出場権の獲得を目指す見込み。

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