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着火剤になった同い年もビックリ 今平周吾が「66」で全英リベンジへ

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 3日目(25日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇晴れ(観衆1749人)

2日目を終えて首位に立った同い年の名前に、「アイツには、負けたくない」と火がついた。8位から出た今平周吾が7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、通算11アンダー首位に浮上した。トップから出た堀川未来夢も「12ホールまでで7アンダー、意味が分からないです」と驚くほどの勢い。「73」で終えた堀川は5位に後退し、“同学年対決”は今平の3打優勢で最終日に入る。

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「90点」と評価した第3ラウンドは、ショットよりもパッティングに助けられた。3mを入れた前半5番から3連続バーディ。7番は5mのバーディパットをねじ込んだ。唯一のボギーは10mから3パットをたたいた16番(パー3)。「しっかりパーをとりたかったけど」と悔しさが残ったが、スコアボードの一番上に名前が来たのは今季初だった。

開幕戦から上位には来るが、なかなかトップ10に入れない。「まだ試合数をこなしていないので、しっくり来ている感じがない」とエンジンがかかり切っていないのが正直なところ。ショットが振るわないと言うなかでも、セーフティなプレーで安定感を保った。

本大会のベストフィニッシュは2016年の2位タイで、大会上位の資格で自身初の「全英オープン」出場を決めた。同年の会場は、今年と同じロイヤルトゥルーン。8年前は12位発進するも2日目に「80」と大失速をして予選落ちした。「また同じところでプレーしたい気持ちはある」とリベンジのチャンスが巡って来た。

トップで迎える最終日最終組は過去5回あり、そのうち2勝を挙げている。初優勝を挙げた2017年から7シーズン連続優勝(20年と21年はシーズン統合)となれば、継続中の選手としては最長。「自信を持って行きたい」と、ツアー通算10勝目とともに全英切符を目指す。(岡山県笠岡市/谷口愛純)

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