<スコア> ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ
2024年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品
期間:06/20〜06/23 場所:西那須野CC(栃木)
パット好調 21歳の金子駆大が2位で決勝へ
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目(21日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)◇雨(観衆997人)
21歳の金子駆大(かねこ・こうた)が、首位の石川遼に1打差の通算13アンダー2位で週末に進んだ。この日は6バーディ、2ボギーの「68」でプレーした。
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今年から目澤秀憲コーチとパッティングを専門にする橋本真和コーチと契約を結んだ。大会2日間の平均パット数は全体2位の「1.5333」をマークした。
「開幕した頃は1mも入らないぐらいパッティングはひどかった」というが、「ラインを作るのが下手で、『通るところを考えてやってみたら』って言われて」と助言をもとに通過点を意識するように。打ち方のみならず、ボールからカップまでのラインの取り方も変えたのが奏功。コーチ2人から学んだことが少しずつ実を結んできた。
当時高校3年生だった2020年にプロテスト一発合格したが、将来は海外ツアーで戦いたい目標がある。海外で戦う憧れは、「やっぱり松山英樹さんが海外で勝たれている姿を見たりして『かっこいいな』って。自分もああいう場所でできたら」と意識し始めた。
まずは今季アジアンツアーの出場権を目指して「QT(予選会)に挑戦できたら」と計画を練っている。
5月「~全英への道~ミズノオープン」(6位)は予選を8位で通過するも、3日目に「74」とスコアを落とした。最終日に「67」をマークしているだけに、3日目の失速が悔やまれた。
「自分の中で3日目は課題なので、あすスコアを伸ばせるように。この2日間のようにスコアを伸ばせれば」と意気込む。
前週は韓国で開催された「ハナ銀行 インビテーショナル」に参戦(40位)した。同郷の愛知県出身で6歳上の小木曽喬にツアー初Vの祝福ウォーターシャワーをかけた。先輩の活躍に続きたい。(栃木県那須塩原市/石井操)