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「今も許せない」ミスに“激おこ”からの… 清水大成が人生初のホールインワン

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 初日(19日)◇有馬ロイヤルGC ロイヤルコース(兵庫)◇7100yd(パー72)◇晴れ(観衆1212人)

清水大成が後半4番のパー3(181yd)で「人生初」のホールインワンを達成した。「手応えは完ぺき」と好感触を残した7Iのティショットが、2バウンドしてカップイン。「やっとというか、ずっとしたいと思っていたのでうれしいです。入る瞬間も見えて興奮しました」と声を弾ませた。

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5Wで2オンに成功して6mを沈めた出だしの10番(パー5)に続く、1ラウンド2イーグルを含めて「63」。アドレスなど試行錯誤を繰り返していたグリーン上で、「ボールに引いた線をラインに合わせていたつもりが、目線と合っていなかった。シンプルなことで良くなったというか、(原点に)戻った感じです」。チャンスを決めきれない直近のラウンドから一転、持ち前の爆発力を発揮した。

初エースに満面の笑みを浮かべたかと思いきや、ラウンド全体を振り返ると少しだけ表情が強張る。理由は前半15番で喫した唯一のボギー。ただでさえ、し烈な伸ばし合いで痛恨といえるボギーが、パー5で出た。

「フェアウェイの真ん中から、(2打目が)池の右側に…。すごいミスショット。しかもアイアンだったので、めっちゃイラッとしました。あれがあったから、(むしろ)気合が入ったかもしれないですけど…」。即座に16番でバウンスバックを決め、後半アウトはエースを含めてハーフ「30」をマーク。引きずる気配もなかったスコアとは裏腹に「今も許せないです」と笑った。

今季だけで3度の首位発進がありながら、届きそうで届かない初優勝へ。「最近は春先に比べてパットが入っていなかったので、ショットにストレスがかかる悪循環だった。フェアウェイキープを第一に考えて、そこからたくさんバーディを獲れれば」。パッティングの悩みが晴れた今なら、2打差3位の好スタートをしっかり生かせそうな予感も漂う。(神戸市北区/亀山泰宏)

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