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エース達成の永野竜太郎が乗り越える3年前の記憶「“あの時”よりはうまくなってると…」

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2日目(20日)◇有馬ロイヤルGC ロイヤルコース(兵庫)◇7100yd(パー72)◇晴れ

2016年「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」最終日(3番)以来、ツアー2度目のエースの瞬間は見えなかったという。後半14番、永野竜太郎が6Iで放った一撃は手前2mにキャリーしてカップに消えた。手に残る好感触を頼りに「寄ってくれるかな」と期待してキャディバッグへ歩みを進めたタイミング。200yd超と長いパー3での達成に「ホールインワンってそういう(予想外の)ものなんじゃないですかね」と笑った。

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派手な一打と6バーディで「66」。前半アウトは1番(パー5)を含めて2つのボギーがあり、伸ばし合いの展開を考えれば鈍い出足だった。「でも、9番でいいのが入ってくれて、そこからすごく流れ良くできた。ホールインワンはおまけでしたけど」。7mほどを納得のストロークで沈めたバーディを含めて11番まで3連続。後半インで「31」とたたみかけ、通算11アンダーにまとめた。

同じ兵庫県の小野東洋GCで行われた昨年大会を5位で終えたこの大会のイメージは“いい”とうなずく。「コースは毎年のように変わってはいますけど、この試合の相性自体は悪くないのかな」。2021年大会(京都・城陽CC)もそのひとつ。ただ、悔しさも忘れていない。最終日の最終18番でボギーを喫し、当時アマチュアの中島啓太とのプレーオフに突入。惜しくも敗れた。

「でも、あの時よりはうまくなっていると思うんで」。特に胸を張れる部分について聞かれると「いや、うまくなっていてほしいじゃないですか」と笑ったが、同じ21年の「関西オープン」で有馬ロイヤルGC ロイヤルコースをプレーした時との比較は確かな自信をくれる。「ラフが長いですけど、その中でもドライバーを多用してフェアウェイキープもできている。その時よりもいい感じでプレーして、うまくコースと向き合えているのかな」

前週「ANAオープン」最終日も首位スタートから2位だった。2週連続の優勝争いへ3打差6位。プロ17年目。数々の記憶を乗り越えてつかむ悲願の初タイトルは、きっと格別だ。(神戸市北区/亀山泰宏)

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