2026年 中日クラウンズ

林越えに“直ドラ”ティショット…石川遼は「アグレッシブに」和合を攻めた

2026年 中日クラウンズ 3日目 石川遼
16位で最終日に入る石川遼。16番では“ミニドラ”で攻めた

◇国内男子◇中日クラウンズ 3日目(2日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ(観衆6153人)

2打目地点から急激に左へドッグレッグする前半16番。ティショットでミニドライバーを握った石川遼は今週初めて、左の林越えのラインを狙った。強振したボールは高々と上がり、グリーン手前の花道へ。ウェッジでピン左1mにつけて、この日2つ目のバーディにつなげた。

早朝に未消化だった第2ラウンドの残り4ホールを終え、イーブンパー36位で第3ラウンドをスタート。「スイングもきのうまでよりいい方向に修正できたし、風向きも変わらなかったのでアグレッシブに」。予選ラウンドから変えた16番のマネジメントも、そんな姿勢の表れのひとつだった。

2026年 中日クラウンズ 3日目 石川遼
ウェッジでピンを狙うシーン多かった

ティショットでも、初日から多用した“ミニドラ”からドライバーの比重を増やした。フェアウェイが狭い和合ではあるが、ウェットなグリーン状況を考慮すればラフからでも止めやすい。出だし10番から3ホール続けてドライバーを握り、いずれもラフに入れながらチャンスを演出。狙い通りの攻めながら、いずれも2m前後のパットを外したのが悔しい。

18番では、石川自身も記憶にないと話す“直ドラ”でのティショットにも挑戦した。攻めながらも左サイドのバンカーを避け、低いフェードボールでリスクを減らす狙い。「いい当たり過ぎてつかまって」左ラフに入ったが、「勇気と割り切り」が求められるチャレンジだった。

2026年 中日クラウンズ 3日目 石川遼
最終日も大ギャラリーの期待に応えたい

今週初のアンダーパーとなる1イーグル3バーディ、1ボギーの「66」をマークし、通算4アンダー16位に浮上して最終日に入る。「まだまだ分からないし、アウトの最初の方をしっかりアンダーで回り、いい流れで後半に向かっていくプレーをしたい」。首位とは8打差だが、何が起きても不思議ではないのが和合の戦い。2010年最終日に「58」をたたき出し、6打差を逆転した石川自身が誰よりも分かっている。(愛知県東郷町/塚田達也)

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