バケットハットから「キャップの僕も覚えて」 勝俣陵に絶好のチャンス到来
◇国内男子◇中日クラウンズ 2日目(1日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ(観衆6153人)
コースでお目当ての選手を探す目印にもなる“トレードマーク”は数あれど、勝俣陵の場合は、つばを特別に広くしたバケットハット。2023年の夏場から着用し、プロ仲間からも好評を博すお気に入りのヘッドギアだ。
プロ8年目でツアー初優勝を遂げた昨年「パナソニックオープン」でも4日間着用し、お茶の間のゴルフファンにも広く浸透した。しかし、今季は開幕からキャップを多く使用しており、遠くからではどうにも勝俣を見つけにくい。聞けば「風が強い日が多い」というのがその理由。今週も、風の穏やかだった初日を除いてキャップを着用している。
オフのスイング改造を経て、アイアンを替えたことも今シーズンの変化のひとつ。マッスルバックモデルのタイトリスト「620 MB」から、キャビティの「T100」に切り替えた。加えて、「引っ掛けることが多かった」というパターのロフトを今週から1度ほど立たせた調整もハマり、これらのかみ合いが今週の優勝争いの支えになっている。
順延した第2ラウンドに引き続き行われた第3ラウンドは1イーグル5バーディ、2ボギーの「65」でプレーし、首位と2打差の通算10アンダー3位に浮上。「キャップの僕も覚えてほしい」と笑う30歳にとって、名門・和合でのツアー2勝目は最高のアピールになる。(愛知県東郷町/塚田達也)