2026年 中日クラウンズ

平本世中が再チャージ 高校の大先輩・堀川未来夢に「食らいつきたい」

2026年 中日クラウンズ 4日目 平本世中
和合での戦いをツアー自己ベストの3位で終えた平本世中

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(3日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇曇り(観衆5437人)

単独首位で決勝ラウンドに進出。予選2日間の“主役”だった26歳の平本世中(ひらもと・せじゅん)が、4打差を追った最終日に再び存在感を示した。7位から1イーグル3バーディ「65」でプレー。優勝スコアに3打届かない通算13アンダーで終えたが、ツアー自己ベストに並ぶ3位の結果に「トップ10の目標を達成できたので良かった」と笑顔を見せた。

2026年 中日クラウンズ 4日目 平本世中
前半アウトに猛追

「完璧のひと言」と評価する前半アウトに、一気に首位に迫った。4番で2.5mのチャンスを決めると、5番では残り100ydから58度のウェッジでカップに沈めるショットインイーグル。大歓声を浴びた後も勢いは止まらない。6番で6mを入れてさらに伸ばし、一時は首位に並んだ。

2026年 中日クラウンズ 4日目 平本世中
長尺パターに替えて3年目

若手では少数派の長尺パターは、苦手と話すグリーン上の改善策を練り2025年「関西オープン」から使用する。「試行錯誤していましてけど、意外とフィットしました」と今では手放せない。3つ目のバーディとなった8番では8mをねじ込み、最終18番も2.5mのパーパットを沈めてノーボギーで完走した。

中盤まで首位を並走した堀川未来夢は、同じ神奈川県の厚木北高OBで7学年上の先輩でもある。小学校低学年の頃には同じゴルフスクールに通い「仲良くさせてもらった」という。大先輩との優勝争いへの意識は「だいぶ(学年が)被っていないのでなかった」と話すが、「偉大な先輩ですし、実績も申し分ないので、食らいついていきたい気持ちはあります」。そんな堀川の4年ぶりとなる復活優勝は、年の離れた後輩にも刺激を与えたはずだ。

2026年 中日クラウンズ 4日目 平本世中
先を越された同学年のライバルを追う

試合を重ねるごとに調子が上がるタイプを自認するだけに、「5月は苦手」と話す春先に優勝争いを経験できたことも大きな収穫だった。3年連続で賞金シードを確保し、迎えるプロ5年目のシーズン。今季優勝者に名前を連ねる同年代の石坂友宏、米澤蓮に続けとばかり「トップ10を目指して、機会があれば優勝したい」と意気込んだ。(愛知県東郷町/塚田達也)

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