2026年 日本プロゴルフ選手権大会 センコーグループカップ

日大OBが席巻の日本プロ 古川龍之介も2打差逆転へ「僕みたいな“ペーペー”は…」

2026年 日本プロゴルフ選手権大会 センコーグループカップ 3日目 古川龍之介
日大OB古川龍之介が2打差逆転Vを狙う(C)JGTOimages

◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権 センコーグループカップ 3日目(23日)◇蒲生ゴルフ倶楽部(滋賀)◇6991yd(パー72)◇曇り(観衆3167人)

2022年の堀川未来夢、24年の杉浦悠太、25年の清水大成…。毎年開催コースが変わる「日本プロ」にあって、過去4大会の優勝者のうち3人を日大出身選手が占める。ことしは自分の番とばかりに杉浦の1年先輩でキャプテンを務めた古川龍之介が2打差3位に上がってきた。「この大会だけじゃなくて、日大の先輩方がけん引してくださっている。ありがたい気持ち、負けたくない気持ちがある。僕も後輩たちに幻滅されない結果を残したい」。自らの記念すべき初タイトル挑戦には、日大OBによる大会3連覇も懸かっている。

前日から向きが真逆になった風は、強さも含めて予報通りタフだった。「ちゃんと対策して、切り替えてやれたのが良かった」とイメージを練ってきた準備がハマった。4つあるパー5では唯一フォローが吹いて最もやさしかった1番を取りこぼさずバーディ発進。6番(パー5)で左のフェアウェイバンカーからの2打目をあごに当ててボギーとしても、「これだけ風が強かったら、しょうがないよね」と冷静に受け入れた。

後半ひとつ目のパー5となる14番は左サイドのペナルティエリアが近いホール。左風でボールが滑れば、深い右ラフにつかまる。シビアなティショットでフェアウェイを捉えた時点で、一気にチャンス拡大といえた。だからこそ、263ydから3Wを握った2打目でピンそば3mに2オンしても涼しい顔。「距離もピッタリで、ドローボールを風にぶつければ(グリーンに)止まる。ちょっと自信はありました」。真っすぐのラインがカップをかすりもせず左を抜けたシーンも悔しがらず、ニヤリと笑って振り返る。「逆にビックリせずにすみました。イーグルなんて獲ったら、緊張しちゃうので」

続く15番も1Wを握ってピンチを招き、必死に“ガッツパー”を拾った前日の反省を生かしてティショットを刻んでのバーディだった。「70」にまとめた鉄壁のマネジメントも、通算11アンダーから最終組のひとつ前の組で2打差を追うゲーム展開もイメージ通り。「最終組で勝ち切ったら本当に強い人。でも、僕みたいな“ペーペー”の初優勝狙いは、そういう勝ち方でもいいかなと思う」。謙虚に、それでいて迷いを見せない25歳が頂点をうかがう。(滋賀県日野町/亀山泰宏)

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