レギュラーツアー撤退を前倒し? 70歳・倉本昌弘「たぶん最後に…」
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 事前(1日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)
ジャパンゴルフツアー選手会が主催する今大会に、今季限りでレギュラーツアーからの撤退を表明している70歳の倉本昌弘の姿があった。「選手会という僕らの時代にはなかったもので、一度は出てみたいなと思って」と話し、レギュラーツアー出場は「たぶん最後になるだろうなと思います」と明かした。
今季初出場だった5月「関西オープン」では、初日に自身14年ぶりのイーグルを奪うなど見せ場を作ったが、予選ラウンド2日間は「73」「80」。エージシュート、最年長予選通過はかなわなかった。
当初は8月「Sansan KBCオーガスタ」を最後にレギュラーツアーを退く考えだったが、周囲から思わぬ“待った”がかかったという。真夏の福岡の酷暑を理由に「選手たちが『やめろ、やめろ』って。じゃあしょうがない、ここに出るかってことで急きょ出ることになった」という。
“花道”となるかもしれない今大会では、楽しみにしていることがある。「私のリクエストを聞いてもらって、金ちゃんと(笑)」。予選ラウンドで、ツアー史上最大となる54歳差の16歳・加藤金次郎と同組になった。「小学生の頃からよく知っているが、本当に礼儀正しいし、一生懸命努力している。将来が楽しみ」と若き逸材に期待を持つ。
ほかにも狙いはある。「例えば“54歳差”っていうのがマスコミに出ることは、ある意味(ツアーに)貢献してると思っている。話題は作らなきゃいけない。これからJツアーを選手たちと一緒になってやっていくには、こういうことを大事にしないと」
もちろん記録への欲もちらつく。予選を通過すれば、杉原輝雄が持つ最年長記録(68歳311日)を更新。エージシュートを達成すれば、2017年の尾崎将司氏以来2人目の快挙となる。「エージシュートと予選通過を目標にと思っていたんですけど、あした(初日)は雨だからなかなか難しいかな。でも、2日間しっかり金次郎と時松(源蔵)と一緒に楽しみます」(栃木県那須塩原市/安平賢太郎)