比嘉一貴はパー5で「出来すぎ」2イーグル 大会連覇で再びの上昇機運へ
◇国内男子◇~ジャンボ尾崎追悼大会~ ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント 初日(20日)◇草津CC (群馬)◇6690yd(パー72)◇曇り(観衆749人)
前年覇者の比嘉一貴が、自身初めての大会連覇に向けて絶好のスタートを切った。2イーグル、4バーディの「64」でプレーし、前半組が終えた時点で首位に1打差の8アンダー。「最後までストレスなく良いスタートを切れた。去年のスコアを超すような気持ちでいきたい」と話し、1年前の通算30アンダー超えを目指して残り3日間に臨む。
序盤はアイアンの縦距離が合わず伸びあぐねたが、スコアメークの鍵に挙げていた距離の短いパー5で流れを呼び込んだ。前半13番(457yd)ではフェアウェイから打ち上げの2打目をピン手前2mにつけてイーグルを先行させ、「耐えるホールが続いたけど最初のイーグルで落ち着いた」と振り返る。
2つのバーディを加えたあとの後半3番(460yd)では、1Wショットが下り傾斜を伝ってピンまで残り97yd地点へ。59度のウェッジでピン右1m弱に絡め、2つ目のイーグルで首位に迫った。パー5だけで5つ伸ばせたことには「出来すぎです」と評価し、描いていたプラン以上の結果にうなずいた。
昨年は、今大会で果たした3年ぶりの優勝から“勝ち運”にも恵まれ、並行して出場していたアジアンツアーで2勝を達成。日本人として初のアジアンツアー賞金王に輝く呼び水となった。このあとは海外で2つのディフェンディング大会、そして10月にはアジア最大とされるスポーツの祭典「アジア大会」(愛知・春日井CC東C)が控える。男子ゴルフ競技(9月30日~10月3日)の日本代表に選出され、中島啓太、アマチュアの本大志(アリゾナ大2年)と日の丸を背負う。
現在は、シーズン後半戦を日本とアジアのどちらに軸足を向けるか考えを巡らせている最中。国内ツアー専念を選んだ場合、アジア大会と日程が重なる新規大会「ドラッグストア・コスモスカップ」(10月1日~4日)の出場見送りは残念であるが、「選ばれたことを光栄に思って、必死に戦いたい気持ちはあります」と気持ちを高めた。(群馬県草津町/塚田達也)