新記録ペースで残り18ホール “新婚”平本世中が届けたい初タイトル
◇国内男子◇~ジャンボ尾崎追悼大会~ ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント 3日目(22日)◇草津CC (群馬)◇6690yd(パー72)◇曇り(観衆1552人)
「4日間あれば1、2回は出るミス」が第3ラウンドに集中しても、平本世中の優位は揺らぎなかった。2打リードの単独首位から2イーグル5バーディ、2ボギーの「65」でプレーし、後続に2打差のまま通算26アンダーでその座をキープ。プロ5年目、26歳での初優勝に前進して最終日を迎える。
前半は独走を予感させるほどのチャージ。出だしの1番で6mを沈めるバーディで20アンダーに乗せると、ともに2オンに成功したパー5の3番ではピン右奥から5m、5番ではピン右2m決めて立て続けにイーグルを奪い、一時は後続に4打のリードを築いた。
失速の気配が漂ったのは後半14番(パー3)から。1打目が左の木に当たるなど、2mを外してこの日初めてのボギー。直後の15番では左に曲げた1打目が木の裏に止まる不運から、レイアップもラフに入るミスが重なり連続ボギーを喫した。
それでも、54ホールにおける190ストローク・26アンダーは、それぞれツアー最少ストローク数と最多アンダーパー記録を更新。ともに2022年「カシオワールドオープン」を制したチャン・キム(米国)が保持する72ホールのツアー最少ストローク256、最多アンダーパー32アンダーの更新も見えてきた。
そして、早く初優勝を届けたい大事な人もいる。昨年12月に4歳年上の一般女性と入籍したことを明かし、「応援してくれるので力になっている」という。
「これほどビッグスコアが続くとは思っていなかった。2位と2打差はあってないようなものだけれど、自分のゴルフができれば良い結果につながると思う」。自分のために、応援してくれる人たちのために。一打一打に思いを乗せる。(群馬県草津町/塚田達也)