元プロ野球選手のキャディと出水田大二郎が3アンダー 金曜日は名球会打者がリポーターに
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 初日(27日)◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)◇曇り時々雨(観衆1965人)
スタートの10番ティで響いた『いざゆけ若貴軍団』に地元九州のファンが色めきだつ。本大会の恒例として、出水田大二郎がことし自身の入場テーマに選曲したのはプロ野球・ソフトバンクホークスの球団歌。長らく同チームと巨人で活躍し、2019年に引退した森福允彦投手をキャディに据えてプレーした。
過去に秋吉翔太、重永亜斗夢のバッグも担いだ森福さんとは、10年前に共通の知人のゴルフコンペで出会った。当時、見事優勝したのが現役時代に134ホールドをマークした中継ぎ左腕だった。出水田が景品で出したパターを獲得したものの、レフティのため使えず「本当に申し訳ないんですけど、ゴルフ好きの方にあげちゃいました」という、なんだが不思議な縁が親交につながった。
初タッグに出水田は「飲み物を持ってきてくださったり、気を利かせてもらえて助かりました」と感謝しきり。7mのパットを沈めてイーグルを決めた13番(パー5)では、「僕はハイタッチをしようとしたつもりが、パターを渡されました」(森福)とかみ合わないシーンが一瞬あったものの、「69」で3アンダー。スポットキャディは「最低限、できることをやろうと思って。ラインとかは読めないですけど、僕なりに“なりきって”頑張りました。とにかく迷惑がかからないように」と安どした。
2日目はテレビ放送(北部九州エリアのみ)のラウンドリポーターとして、やはりソフトバンクOBの内川聖一さんが来場予定。名球会打者の登場に、出水田は「違う緊張になっちゃいますね」と苦笑いしつつ、「あしたで上を捕らえられるように。ガンガン伸ばしていきたい」と8年ぶりの大会制覇に意欲。「あしたは倍(6アンダー)、いきますよ」と言う“相棒”の発破も力にする。(福岡県糸島市/桂川洋一)