長女もやっぱり“抱っこ”しちゃう 香妻陣一朗は「生まれてから気合が」
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2日目(28日)◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)◇曇り時々晴れ
2カ月前に生まれてきてくれた小さな命がかわいくて仕方がない。6月、香妻陣一朗の妻でモデルの武井玲奈さんは第2子となる女の子を出産した。3歳になった長男が妹を「溺愛していて仲良くしている」のを見るのも、パパはうれしくてたまらない。
身体が資本のアスリートが、我が子であっても赤ちゃんを抱っこしないというのはよく聞く話。香妻にも「それで腰が痛くなった」経験がある。だが、「いや、めっちゃしてますね…。あまりしない方がイイかなと思っていたんですけど」と、少々ばつが悪そうに明かすのにうなずく人もいるはずだ。
なにせ今は新しい家族がモチベーション。「生まれる前まではちょっとやる気に欠けていた部分も少しあった気もする。生まれてから、もうちょっと気合を入れて頑張ろうと思ったりした」。ポイントランキングは現在20位。4月の「前澤杯」で5位に入り、予選落ちは今季まだなくても(棄権1回)、春先は自身の様子が違ったと振り返る。
2年前に優勝したトーナメントで、ことしは初日から「65」をマーク。テークバックでフェースが開き気味だったことに気づき、インパクト時の向きを調整したこの日は「64」で回った。折り返しの9番(パー5)では50ydを残した3打目のバンカーショットをPWでピンそば2mにつけてバーディ。3mのチャンスを生かした17番(パー3)から2連続バーディで締めくくり、大会の36ホール最多アンダーパー記録(詳細記録の残る1985年以降)に並ぶ通算15アンダーまで伸ばした。
優勝スコアが32アンダーだった前週の「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント」に続くスコアの伸ばし合い。「ミスができない。パーが2ホール続くだけで順位が下がることがある」と苦笑しつつ、「フェアウェイキープし続けないといけないコースよりも、ガンガンいける方が自分には向いているのかな」とバーディ合戦は望むところ。「あしたも獲らないと置いていかれる」という重圧を背負いながら、単独トップで決勝ラウンドに挑む。(福岡県糸島市/桂川洋一)