「61」の翌日でも優勝争い 細野勇策はポイントランク1位をキープ
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日(30日)◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)◇晴れ(観衆8207人)
ロースコアを出した翌日のプレーは難しいという。前日3日目に大会コース記録を2打更新する「61」をたたき出した細野勇策も分かっていた。「スタート前は『どうなるんだろう…』と未知数だった。苦しい展開になるなと、ある程度想像していた」と、出だし1番のボギーもある意味では許容できた。
スタート時の3位から一歩後退して迎えた打ち下ろしの3番(パー3)で最初のバーディ。「そこでイヤなイメージは取れた」と落ち着きを取り戻すと、5番から2連続バーディを奪い、後半は同じ最終組のイ・サンヒ(韓国)との優勝争いを演じた。
2打ビハインドで迎えた終盤の2連続ボギーが悔しい。難度1位の16番、同6位の17番(パー3)でグリーンサイドからのアプローチを寄せきれずパーセーブできなかった。「あの状況でボギーを打ってしまうところが詰めの甘さ。どちらもティショットにも失敗している。リカバリーだけ責めるのはちょっと酷かなと思います。全体を通して平常心でできていればまた違ったのかもしれない」。逆転の望みを絶たれ、国内メジャー「日本プロ」に続く今季2勝目はお預けとなった。
「67」で通算20アンダー。最終18番(パー5)のバーディ締めにより単独2位で終えた。7月末に左手首を痛め、テーピングを巻きながら戦ってもポイントランク1位のゴルフを見せられた。
「優勝できなかったけれど、サンヒさんがすごく良いプレーをされていたんで悔いはない」と相手を称え、顔を上げる。「大事な場面でしっかりパーを拾っていけるようにしたい。全体的なレベルアップが必要なのはもちろん、ああいう場面でのボギーをなくせるように訓練していく」と2週後の「シンハンドンヘ オープン」から続く連戦を見据えた。(福岡県糸島市/桂川洋一)