「したことがない連覇をしてみたい」比嘉一貴 アイアンをブリヂストン回帰で「CB100」へ
◇日韓共催◇シンハンドンヘオープン 事前(9日)◇ジャック・ニクラスGC(韓国)◇7502yd(パー72)
日本人でただ一人、プロアマ大会に出場した比嘉一貴は18ホールを回り、同コースで優勝した昨年との自身の飛距離差に驚いたという。「昨日は朝スタートでアップもそこまでできなかったのと、昨年は優勝争いの中でアドレナリンが出た状態でプレーしていたのもありますが」と前置きした上で、「飛んでなくて少し距離が長く感じられました」。それでも、表情はとても明るかった。
5月末「ミズノオープン」から国内外6試合でトップ10が3回。3週前「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント」は2位だった。まさに好調で今週を迎えており「プロアマ戦も準備があまりできていない中でもアイアンも含めたショットの内容が悪くなかった。パッティングもここ最近少し安定してきて昨日もラインが合っていた」と好材料を口にする。
好調の背景にクラブの存在もある。今一つだったショートパットを踏まえて、ここ数週は34インチのスパイダーを投入。「悩みや決定力が改善されて不安要素が減りました」。今週は満を持して昨年大会優勝時に使った31インチのエースパター、オデッセイ「ホワイトホット OG #5」に戻す。さらにアイアンを1年間使ってきたミズノ製から、7月中旬「全英オープン」後に元々契約していたブリヂストンの新製品「100CB」に変更した。「メーカー担当者が来て1日付き添ってくれて、顔の好みや抜けに合わせてソールを削るなどの微調整をしてくれました。テストのデータも良く、実戦でも距離感や飛び方が非常に良く、抱えていた引っかかりの悩みも解消されました」と手ごたえを感じている。
「ジャック・ニクラスGC」は2015年に「プレジデンツカップ」、昨年は「LIVゴルフコリア」を開催するなど韓国屈指の難コースで、昨年大会の優勝スコア=通算18アンダーは周囲に驚かれた。しかし、比嘉はことしも伸ばし合いを予想する。「天気が良く、フェアウェイやグリーンも柔らかく、止まりやすい。昨年同様にショットでバーディを取っていくプレーが必要になります」とした上で「いい流れを作れたら上位に行ける自信があります。連覇をしたことがないのでしてみたい。昨年優勝者として恥ずかしくない結果を残したいです」。初日のティオフを心待ちにしていた。(韓国・仁川/服部謙二郎)