P8CB→P7CB、スパイダーV→スパイダーX 好調の石坂友宏と2つのマイナーチェンジ
◇日韓共催◇シンハンドンヘオープン 2日目(11日)◇ジャック・ニクラスGC(韓国)◇7502yd(パー72)
午前組の石坂友宏が6バーディ、1ボギー「67」でプレーした。1アンダーの初日43位から、通算6アンダーまで大きくスコアを伸ばした。
好調の要因はセカンドショット、アイアンが実にキレキレだった。「今週はフェアウェイが柔らかいのでティショットで距離が残りやすい。実際に260ydしか飛ばないホールもありました。それでもロングアイアンやミドルアインで確実にチャンスを作れた」と振り返るように、この日はアイアンでバーディを量産した。
折り返しからの3連続バーディのうち、1番は153ydをピン奥3mにつけ、2番は165yd を3m、3番(パー5)も3打目の残り135ydを9番アイアンで1.5mにつけた。圧巻は最終9番。2打目は残り186yd前後で左からのアゲンスト、左ピンでグリーン左サイドに大きな池が待ち構える難しいシチュエーションだった。「左の池にはいかないようにと決めて、でも逃げすぎずに」とフェードボールで打った球はピンハイ右側3mほどにつけ、真ん中からバーディパットをねじこんだ。
「柔らかいのでどちらかというと苦手意識があった」という独特な洋芝に対し、ことしはアイアンを替えて挑んでいる。約1年半ぶりに「P7CB」へスイッチ。もともとの「P8CB」よりもやや小ぶりでかつ薄く、「上から打ち込んでいくイメージがより出やすい。自分から入れていくのではなくて、P7なら勝手に上から入ってくれる。この芝ならこっちのほうが合う」と決断が功を奏した。「ずっと払って打っていたので、ちょっと気持ちも変えたかったし、気分転換にもなりました」と帰国後も継続して使用する予定だ。
さらにパターもマイナーチェンジしていた。「スパイダーツアーV」から以前愛用していた「スパイダーツアーX」へ戻した。「同じインサートなんですけど、なんかXのほうが飛ぶ気がして。今日もパターが入ってくれた」とこちらのギア変更もプラスに働いた。
「感覚としては今日だけで8アンダーぐらい出ていたと思う」と語るほど手応えのあるラウンドだったが、難コースを前に最後まで警戒をゆるめない。「スコアが出ればいいですけど、そう簡単にはいかない。明日も崩れないように、今日と同じような感覚で臨みたい」と冷静に先を見据えた。苦手意識を払拭した新相棒とともに、勝負の週末へ挑む。(韓国・仁川/服部謙二郎)