2026年 リシャール・ミル チャリティトーナメント

「私も男子の中で輝けたら」 成田美寿々が挑む女子初の予選通過

2026年 リシャール・ミル チャリティトーナメント 事前 成田美寿々
成田美寿々が男子ツアーに初出場する

◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 事前(23日)◇朱鷺の台CC眉丈台C(石川)◇6838yd(パー70)

男子ツアー初挑戦を決めた女子プロゴルファーの成田美寿々は、期待よりも先に緊張を口にした。「しっかり準備して挑みたいと思いつつも、迷惑かけないかなっていう気持ちは、やっぱり少しありました」。国内メジャーを含む女子ツアー13勝の実績を持ってしても、未知の舞台にプレッシャーを感じている。

不安を抱えながらも、一人の存在が挑戦への背中を押してくれる。「やっぱり青木プロが(男子ツアーに)出たっていうのもあります」。4月「前澤杯 MAEZAWA CUP」で男子ツアーに初出場した青木瀬令奈だ。初日、2日目と1アンダー「71」をマークし、女子選手として男子ツアー史上初のアンダーパーを記録。予選カットのない4日間を通算1アンダー76位で戦い抜いた。

その4日間を誰よりも近くで見ていたのが成田だった。同じリシャール・ミル契約選手で公私ともに仲の良い青木から「ファミリーで頑張りたい」とキャディを託され、バッグを担いだ。「女子でも飛ばない方の瀬令奈でも、素晴らしいゴルフができるんだなって。やっぱり私も負けてられないなっていうのはありました。すごくかっこいいなと思った」と、同年代の活躍に勇気をもらった。

2026年 リシャール・ミル チャリティトーナメント 事前 宮里優作 成田美寿々
リシャール・ミルファミリーの宮里優作と同組でプレーする

詳細な記録が残る1985年以降、男子ツアーに出場する女子選手は成田で10人目となる。そのうち予選カットが設けられた延べ7大会で決勝ラウンドに進んだ選手はいない。

出るからにはしっかり爪痕を残したい。「チャレンジさせてもらうっていうのはすごく貴重な機会。一番の目標はやっぱり予選通過すること。まだ誰もしてないっていうのはあるんですけど、まずはアンダーパーで回りたい。私も、私なりのゴルフで男子の中で輝けたら」。青木に続くアンダーパーで回り、史上初の予選通過に闘志を燃やした。(石川県羽咋市/安平賢太郎)

<男子ツアーに参戦した女子選手の成績> ※は予選カットなし
ソフィー・グスタフソン/03年「カシオワールドOP」予選落ち/+7(93位)
ミッシェル・ウィ(1)/05年「カシオワールドOP」予選落ち/+4(68位)
宮里藍/05年「アジア・ジャパン沖縄OP」予選落ち/+16(120位)
ミッシェル・ウィ(2)/06年「カシオワールドOP」予選落ち/+17(100位)
寺西飛香留(1)/25年「東建ホームメイトカップ」予選落ち/+8(124位)
菅沼菜々/25年「前澤杯」※/+7(89位)
寺西飛香留(2)/25年「前澤杯」※/+8(91位)
川崎志穂/25年「ロピアフジサンケイクラシック」予選落ち/+19(116位)
寺西飛香留(3)/26年「東建ホームメイトカップ」予選落ち/+15(128位)
青木瀬令奈/26年「前澤杯」※/-1( 76位)
清本美波/26年「前澤杯」※/+10(92位)
横山翔亜/26年「前澤杯」※/+13(95位)

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