7年ぶり来日参戦のバッバ・ワトソン “サムライ体験”で武運祈願「勝利につなげる」
◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 事前(23日)◇朱鷺の台CC眉丈台C(石川)◇6838yd(パー70)
海外メジャー「マスターズ」を2度制した飛ばし屋レフティが、2019年「ZOZOチャンピオンシップ」以来7年ぶりに日本へ戻ってきた。バッバ・ワトソンは「家族のように迎えてくれる日本の方々も素晴らしいし、景色も素晴らしい。改めて、日本は大好きな国だなと感じた。また戻ってこられて本当にうれしい」と笑顔を見せた。
日本で初めてプレーしたのは2005年「三井住友VISA太平洋マスターズ」。その後、14年のマスターズ王者として臨んだ同大会では、持ち前のビッグドライブでギャラリーを沸かせ、平均飛距離311.88ydで堂々の1位を記録した。24位で終えた獲得賞金の126万円をジュニア育成基金へ寄付するなど、現在まで積極的にチャリティ活動にも取り組んでいる。
23年からLIVゴルフを主戦場とする47歳は、転戦先の文化や伝統に触れることも楽しみのひとつにしている。石川県を訪れるのは今回が初めてで、この日の午前中には「サムライ体験」と称し、寺を訪れて剣道を体験したほか、「明日いい結果が出ますように」と手を合わせて武運を祈ったという。「文化の違いを改めて学ぶことができて、とても楽しかった」と満喫した様子だった。
もちろん、朱鷺の台CCを回るのも初めて。「すごく美しいコースで、コンディションもきれいに整えられている。プレーするのが楽しみ」と好印象を口にする一方、攻略には警戒を強める。「フェアウェイがすごく狭い。グリーンに乗せるまで、うまくボールを運んでいかないと厳しい。ティショットが鍵になる」と分析した。
初日は年間ポイントランキングトップを走るレフティ・細野勇策と同組になった。「同じレフティなので、学べることもたくさんある」と日米レフティ対決も楽しみの一つだ。
日本では未勝利ながら、これまで出場した予選カットのある4大会すべてで決勝ラウンドに進んできた。今週は、大会を主催するリシャール・ミル契約のホストプロでもある。「最終的な目標は、日曜日にいい結果を出して勝利につなげること」。PGAツアー12勝を誇る稀代の飛ばし屋が、久々の日本で再びギャラリーを沸かせる。(石川県羽咋市/安平賢太郎)