2026年 リシャール・ミル チャリティトーナメント

300yd超の豪打健在 バッバ・ワトソン7年ぶりの日本ツアーで上々の滑り出し

2026年 リシャール・ミル チャリティトーナメント 初日 バッバ・ワトソン 細野勇策
刺激的な“日米レフティ”対決の一日 (C)JGTOimages

◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 初日(24日)◇朱鷺の台CC眉丈台C(石川)◇6838yd(パー70)◇晴れ(観衆1301人)

7年ぶりの来日参戦でも、その豪快さは色あせていなかった。海外メジャー「マスターズ」2勝を含むPGAツアー12勝のバッバ・ワトソンが、出だし1番から持ち味のビッグドライブを披露。同伴競技者と大きく差をつける一打をフェアウェイへ運び、ギャラリーを沸かせた。

3番で左手前約7mのスライスラインを沈めて一つ目のバーディを奪取。331ydの4番では同伴競技者が刻むなか、「ドライバーショットがすごくキーになる」とただ一人迷わず1Wを選択した。300ydを軽々と超えた一打はグリーン手前のバンカーに吸い込まれたが、1オンもあり得る豪快な一振りだった。

18ホール通して回るのはこの日が初めてとあって、前半は探りながらのプレーが続き、折り返し10番、12番(パー3)でボギーを喫した。それでも、この日最初のパー5となる13番でバーディを奪うと、「ポジティブなエネルギーをもらって、そこからどんどん上り調子になっていった」。14番で鮮やかなチップインバーディ、上がり3ホールは連続バーディ締めと6バーディ、2ボギーの「66」で回り、上位発進を決めた。

年間ポイントランキング首位の細野勇策との“日米レフティ対決”も実現した。47歳のワトソンに対し、細野はほぼ半分の23歳。ラウンド中に言葉を交わす場面も見られた。「彼から学ぶこともたくさんあった。将来のスーパースターになり得る逸材だと思った」と3バーディ、ボギーなしで回った日本の若武者を大絶賛した。

今大会には、令和6年能登半島地震の復興支援という目的もある。ワトソンは月曜日にチャリティイベントに参加し、自身のグッズを出品したオークションの収益を寄付した。「こんなに美しい場所が被害を受けたと聞いて、自分にもコミュニティのために何かできることはないかと思っていた。少しでも力になれれば」と話した。

午前8時15分スタートだった初日を終え、「まずは何より寝ることだね」と笑う。2日目以降に向け、「より多くの方に応援していただくことが自分の力になる。またこれからどんどんバーディを重ねていけたら」と日本ツアー初優勝へ意欲をのぞかせた。(石川県羽咋市/安平賢太郎)

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