62&60で怒とうの“ジャンボ超え” 2日連続バーディ劇場の大西魁斗が4年ぶりVへ
◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 3日目(26日)◇朱鷺の台CC眉丈台C(石川)◇6838yd(パー70)◇曇り(観衆2130人)
前日にマークした大会新記録「62」を一夜明けて2打更新した。4打差3位から出た大西魁斗が10バーディ、ボギーなしの「60」で単独首位に浮上。詳細なデータが残る1985年以降、2&3ラウンド限定ではあるが、故・尾崎将司さんが持っていた36ホール最少ストローク記録「126」(1997年の東建コーポレーションカップ)を4打も更新した。「気づいたら10アンダーだったので良かった」と笑顔を見せた。
ひとつ伸ばして迎えた5番(パー3)はティショットをピン左50cmにつけてギャラリーを沸かせ、8番(パー3)では6mを沈めて力強く拳を握った。折り返しの10番で2mのフックラインを沈めると、11番は残り120ydからピン1mへ。ショットの切れ味はホールを追うごとに増していき13番(パー5)からは5連続バーディを奪った。「基本ピンは狙わないんですけど、3m以内に結構ついてくれた。そこからいいパットがいくつか入ってくれた」と前日に記録した1ラウンドの自己最多バーディ9個を、この日は10バーディで更新した。
2024年には米下部コーンフェリーツアー「UNCヘルス選手権」で優勝し、昨季はPGAツアーに挑戦。しかし、26試合で予選通過は6回にとどまり、下部ツアーで戦った今季も12試合で予選通過5回と苦戦した。帰国してからは「自分に足りないことだったり、ルーティンだったり、決めたことをしっかりやり切るというのは意識し始めた」と、結果よりも日々の取り組みから見つめ直している。
国内ツアーの2022年「フジサンケイクラシック」優勝も、「UNCヘルス選手権」優勝も最終日に逆転したもの。「結果も重要ですけど内容が良ければ結果には絶対つながる。明日も、もう1日ゴルフができるという感じでやっていきたい」。初の逃げ切りでの通算3勝目へ。最後の18ホールに挑む。(石川県羽咋市/安平賢太郎)