2026年 フォーティネットプレーヤーズカップ

昨季賞金王も同学年 新黄金世代・細野勇策が待ちわびる“彼”からの祝福メッセージ

2026年 フォーティネットプレーヤーズカップ 事前 細野勇策
細野勇策は日本タイトルを2つ手にしてシーズン終盤戦に臨む

◇国内男子◇フォーティネットプレーヤーズカップ 事前情報(21日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7105yd(パー71)

5月「日本プロゴルフ選手権」に続き、「日本オープン」のタイトルも獲った。45年ぶりにナショナルオープンを制したレフティ・細野勇策のもとには、前回1981年大会で優勝した羽川豊からも祝福のメッセージが届いた。NHKの全国放送も相まって、周囲の反響は1勝目よりも大きい。それにもかかわらず、アイツは音沙汰ない…。

2003年1月生まれの細野は、02年9月生まれの久常涼と同学年。ジュニア時代から競い合った仲で、2週前のPGAツアー「ベイカレントクラシック」では初日と2日目に同組でプレーし、昔話にも花を咲かせたばかりだった。な・の・に、3日経った今も連絡がない!向こうが23年にDPワールドツアー(欧州ツアー)「フランスオープン」で優勝したときは、お祝いの言葉を送ったんだけどなあ…。

「だから強いと思うんですけどね」と23歳は旧友をフォロー。「そんなに優しかったら、たぶんいまPGAツアーにいないと思う」と笑って久常の図太さをたたえた。ちなみに、昨年の日本ツアー賞金王で、今季は欧州ツアーで1勝した金子駆大も同学年。今年は才能豊かな新世代が目立つシーズンでもある。

2026年 フォーティネットプレーヤーズカップ 事前 細野勇策
「課題はまだまだいっぱい」

確かに身近なライバルたちのことを思えば、快挙に酔いしれている場合でもない。日本オープン優勝で27年「マスターズ」「全英オープン」の出場権を手にしても、「まだ時間が空いていないだけかもしれないですけど実感はない」のが本音だ。「すごく良いプレーができたと思いますけど、改善点というかやらなければならないことばかり」と心構えは謙虚なまま。今大会も「まずはしっかり予選を通って、トップ10に入る」目標は変わらない。

終盤戦の第一のターゲットは年間ポイントランキングの1位を“残り5試合”でキープすること。11月「ダンロップフェニックス」(宮崎・フェニックスCC)をトップで終えれば、米ツアーの予選会の2次が免除され、ファイナルステージ(フロリダ州TPCソーグラス・ダイズバレーコース、ソーグラスCC)から出られる。また、シーズンの年間王者に輝けば欧州ツアーへの本格参戦も可能。学生時代に切磋琢磨した戦友と再び競い合うべく、厳しい道のりが待っている。(千葉県栄町/桂川洋一)

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