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2011年のシード獲得者が決定! 田中秀道、深堀らは届かず

「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」最終日を終えて、2011年シーズンのシード選手(賞金ランク上位70位以内)が確定した。逆転シードを手にしたのは、通算8アンダーの8位タイで終え、72位から65位に浮上した上田諭尉。「カシオでシードを獲りたい気持ちは、もちろんあった。QTも覚悟はしていたけど、本当に良かったです」。今週は、地元の岐阜県から総勢50人の応援団が駆けつけたという。その追い風を、見事に逆転シードへと繋げた。

一方、選手会長の深堀圭一郎は、賞金ランク73位でシード獲得ならず。足底筋膜炎により万全の状態ではない中、今週は通算5アンダーの20位タイと健闘したが、逆転シード入りをあと一歩のところで逃す結果となった。生涯獲得賞金25位以内による1年間の出場資格を持ってはいるが、使えるのは1度のみ。「明日、レントゲンや精密検査をして、ドクターと相談したい」と、今後の様子を見て、適用するか治療に専念するかを決めるという。「悔しいけど、また元気になって帰ってきます」と復活を誓い、会場を後にした。

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また、102位と窮地の中で迎えた田中秀道も、最後のチャンスを活かすべく3日目を終えて10位タイと大健闘。だが、最終日はパープレーと伸び悩み16位タイに後退。87位までの浮上にとどまり、来週行われる最終予選会に回ることになった。「気持を切り替えて、ファイナルQTで頑張ります」。今週は復活を予感させるプレーを見せてくれただけに、予選会を上位で突破し、来年の活躍に期待したいところだ。

■ 初シード獲得者(数字は賞金ランク)

薗田峻輔(10)、金度勲(大邱)(11)、J.チョイ(17)、チョ・ミンギュ(27)、ベ・サンムン(29)、朴宰範(49)、市原弘大(58)、上平栄道(61)、許仁會(66)、河野晃一郎(67)、岡茂洋雄(69)、谷昭範(70)

■ 賞金シード喪失者

エディ・リー今野康晴プラヤド・マークセン井戸木鴻樹桑原克典室田淳塚田好宣ウェイン・パースキー前田雄大スティーブン・コンラン津曲泰弦額賀辰徳星野英正

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2010年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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